OUR STANCEものづくりを支える4つのスタンス

  • 答えを「つくる」。

    同じ課題であっても、時代の気分やターゲットによってその解決方法はかなり異なります。とくにコミュニケーションの分野においては、ターゲットのエモーショナルな部分に強く関わってくるため、繊細なニュアンスがビジネスを大きく左右することもあります。だから私たちはひとつひとつの課題に対して、既存の「答え」を探すよりも、オリジナルの答えをつくることにこだわります。そのほうが目的を実現する「最短距離」であることを知っているからです。

  • 「良き観察者」であること。

    物事を解決する新しいアイディアは既存のマーケティング調査やインターネットの情報からは生まれません。現場へ足を運び、見て、聞いて、嗅いで、深く観察してこそイノベーションは生まれるものであると考えています。だからこそ私たちは徹底した現場デザイン主義にこだわり続けようと思います。

  • 現実は「不完全」である。

    いいデザインはときに既存の概念を大きくくつがえし、進歩させます。こうした成果をつねに求めるためには、これまで当たり前と思っていたプロセスや方法論、ときには成功体験さえ、間違ったもの=まだまだイノベーションの余地があるモノとして考えなくてはなりません。未来は現実の延長線上にはなく、現実は不完全である。私たちのものづくりの出発点です。

  • ハンドメイド×クリエイティブ。

    イラストレーションから写真合成まで、ほとんどのことが画面上でできるようになりました。しかしデザインの効率化を果たした反面、プロセスを単純し、人の感覚からデザインを遠ざけてしまう可能性があるのもまた事実です。デザイン・コミュニケー^ションは、物理的な基準だけではなく、人がどう感じるかがすべてです。私たちのデザインプロセスでは、この「ヒューマンセンサー」を駆使し、「試行錯誤」します。試行錯誤を繰り返すことで、最も人が感じることに近い答えをつくる。これが私たちのモノ作りです。